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Author:さと
トマトが好きな物書き大学生です。
目下の悩みは「一人暮らししたらトマトをどうやって補給しようか」

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2014.12
01
Category : 漫画
銀魂。中学の頃に私をオタクの道に引きずりこんだ元凶。高校生になっていつの間にかその沼から抜け出したと思っていました。
がしかし、最近本誌が不穏という噂を弟から聞いてジャンプを買ってみたらあれまあという感じにごろごろと坂を下っていきました。かねてからJOYが大好きだった私には無理だった…。
今は毎週ジャンプを買ってるのですが、毎週これで終わりだろ、次はこれ以上のショックはないだろ、と思い続けています。終わりが見えない。


なんか何言ってんのかわかんないけど収集つかないから投げる。

攘夷組のなかで一番つかめないし共感できなかったのが高杉でした。
幕府でもなく「世界」を壊すってなんだ? なんで三人のうち高杉だけがこんなに先生先生言ってるの? 中二病? などなど。
ここにきてようやくわかりました。彼のやり場のない苦しみとか、後悔とか、そのほんの一部を。
最近ので一番つらいシーンが、
519訓の「俺達の仇はここにいるぞ」「俺達は自分に刃を突き立てることはできねェが 自らを斬るよりも安くねェ奴がいる 自らを呪うより安くねェ奴がいる」と、
それに対する、520訓で銀さんが言った「もしあの時 お前が俺でもそうしたさ だからお前は(略)自らを斬るよりよっぽど痛ェ仇を討とうとしてるんだろ」です。
先生を死なせるきっかけをつくった高杉と、先生を殺して生きることを選び、直接手を下した銀さん。どれだけ後悔したんだろう。後悔っていう意味では高杉の方がつらかったろうなあ。銀さんの選択は重かったけど、それは「先生との約束」や「先生の大切なものを思って」という後ろ盾があるから。高杉は「自分さえいなければ」と何度唱えたことだろう。
でも、先生からもらった命、自分で断つわけにはいかない。それなら、自分を壊すように自分以外を壊すしかない。
殺したくないのに殺す。死にたいのに死ねない。先生の存在は、大切とかそういうのを通り越してもう呪いだよほんと。
これだけ弟子につらい思いをさせる師匠って何者だ。でもこの呪いがなかったらとうに二人とも死んでたかもしれないしそれでよかったのかな。

銀さんも高杉もずっと死にたかったんだろう。だから銀さんは自ら白夜叉を名乗って捕まったんだろう。それから高杉は先生が死ぬ羽目になったすべての物を壊すことを目的に据えることで生きてきたし、銀さんは先生の約束を根底に護りたいものを護ることで生きてきた。やってることは反対だけどやり方は一緒っていうかなんていうか。
でも銀さんは高杉の憎しみとか後悔とかのとにかくぐちゃぐちゃしたものすべてを受け入れようとしてて。この構図だけは対照的じゃないなと思いました。銀さんが主人公たる所以みたいなさ。
銀さんが高杉だったとしても先生は死んでいたと思います。でも、銀さんが高杉だったら、こんな風にげんこつで殴り合ってないと思う。「もう終わりにしようぜ」って二人で楽に死んだと思う。でも銀さんが銀さんだったから。だから違う終わりがあるはずなんだ。高杉も半分はそれをわかってて、期待して銀さんにすべてをぶつけてるんだ。
だから銀さん、どうか、高杉を救ってくれ。
全部ぶっ壊そうとしてるそいつを丸ごとその懐で包んで、アホな日常を送れるようにしてやってくれ。まあ壊れるまで待ってもいいか、と思えるくらいにしてやってくれ。


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