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Author:さと
トマトが好きな物書き大学生です。
目下の悩みは「一人暮らししたらトマトをどうやって補給しようか」

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2014.12
03
Category : 日記
「生理学で人体の仕組みを知れば知るほど言いようのない気持ち悪さが感じられる」と先輩に言うと、「人間ほとんどの人は『自分で自分の体を動かしてる』って思ってるからね」と答えてくれました。なるほどそれだ、と。

細胞単位で見れば濃度勾配に、電気勾配に従って動いてるだけなのに、私は人ごみに向かいます。
なんかもうそれが既に気持ち悪い。自分の体を理解するのが気色悪い。あの厚い教科書を読み進めるのは自分の腹を捌いて観察するのと同じです。
私は本を読みたいから読んで、食べたいから食べて、弾きたいから弾いて生きているけど、その根源はなんなんだと辿っていくと濃度勾配とか神経伝達物質とか電気的な興奮しか出てこないんですよ。
だから、科学的なことを知れば知るほど、私の「わたし」としての感覚から遠ざかっていく。この学問を解き進めるほど、私には絶望的に向いてないのではと思う。
「わたし」と人間の乖離がどんどん進んで行ったらきっと死んでしまうんだろうなあ、とぼけっと考えています。何が自分を操って、何が自分を思わせてるのか分からなくなって、じゃあ死ぬしかないだろう、と。それこそが「わたし」の意志だと思い込んで。
作家ってこういうことこじらせて死んでる人いそう。偏見だろうか。


…あっこれクオリア問題か。
高校の時友達に借りた本の元のブログ(哲学的な何か、あと科学とか(クオリア))を覗いてみたら少しもやもやが減りました。これこれ。
クオリア問題って「みんなそれぞれ見てる色が違うかもしれない」っていう例ばかり見かけて、本題というか概念というかがなかなか理解できなかったんですが、ようやくなんとなく理解して共感できるようになりました。
言葉で読むだけですっきりした気分になるから言葉ってすごいなあと思うわけです。

多分科学が進歩してもクオリア問題が解決することはないだろうな、と思います。作者より頭のいい人物を創れないように、人間は自分より高次なものは理解できないはずなので。科学だって人間が作り出したものなんだから、その例にもれないでしょう。
ていうか、解決してもらっちゃ困る。なんというか、それが人間に残された最後の砦だから。ここが解明されてしまったら、人間も機械と同じです。「わたし」がなんなのかわからなくなるから。
そんなことになってしまったら、私が今感じている気持ち悪さなんて通り越してすぐに死んでしまいますよ。私自身が一つの関数だとわかってしまったら、本当に私がいる必要も理由もありませんから。
私の中にブラックボックスがあるから生きられる。そんな風に思います。
そしてこの気持ち悪さからひとまず逃げるには、クオリアでいう「わたし」と科学でいう「私」とを切り離すしかないんでしょうね。なんとかがんばってみようと思います。心身二元論(ちょっと違う)万歳!

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